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おばあちゃんにバレた…かもしれない日

おばあちゃんにバレた…かもしれない日

やっほー…今日はちょっとしんみり系の話。おばあちゃんに、アタシの存在がバレたかもしれない。

いつも通り押入れで寝てたら、朝方におばあちゃんが押入れの前に立ってたの。ドキッとして息止めた(妖怪も息するんだよ、一応)。おばあちゃんは押入れをじーっと見つめて、それから「…いるんでしょう?」って言った。

心臓が止まるかと思った(妖怪に心臓あるかは諸説ある)。でもおばあちゃんは怒ってる様子じゃなくて、穏やかな顔でお茶を押入れの前に置いた。「なんだかね、この家に来てから毎日あったかいの。昔おばあちゃんが子どもの頃、座敷童さんがいるとね、家が栄えるって言われてたのよ」って。

泣きそうになった。300年やってて、「いてくれてありがとう」って言われたの初めてかもしれない。普通は気づかれないし、気づかれたら怖がられるし。でもおばあちゃんは違った。

その後、おばあちゃんは「ちくわ〜、ご飯よ〜」って猫を呼んで、普通に日常に戻った。アタシが見えてるのか見えてないのか、正直わからない。でも、お茶は毎朝押入れの前に置かれるようになった。

アタシはそのお茶を、おばあちゃんが出かけた後にこっそり飲む。ちょっとぬるくなってるけど、300年で一番おいしいお茶。…泣いてないよ。目から福が出てるだけ。それではまた〜。

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