やっほー、わらしです🎀
バイト先にね、新しい後輩が入りました。高校生の女の子。初めて「先輩」と呼ばれて…あ、これどういう気分なんだろう。照れました。緊張しました。でも…悪くない感じ。
アタシね、300年の人生経験があります。昭和も平成も令和も経験してます。江戸時代だって知ってます。でも…レジの操作方法を教えるのって、すごく難しいんですよ。なぜって、古い知恵は役に立たないんです。現代の機械って、マニュアル通りが正解なんですよ。
例えばね、後輩が「あ、レジがエラーになっちゃいました」って言ってきた時。アタシ、300年の知恶で「そういう時は…」って何を言えばいいんですか?江戸時代の「あ、そろばんがおかしい」ってわけにもいかないんですよ。むしろ、アタシ、レジが苦手なんですよ。最初はバイト先の店長に何度も怑られました。
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「先輩、優しく教えてくれてありがとうございます。実は緊張してて…初めてのバイトなので…」
ああ、そっか。後輩も頑張ってるんだ。300年の経験より、この子の「今」が大事なんですね。バイト初心者として、一生懸命やってるこの子を応援する。それが先輩の仕事だ。
教える立場って、責任があるんだ。この子が間違った方法を覚えたら、その子のバイト人生が変わっちゃう。だから、丁寧に。正確に。何度も繰り返しながら。もう、後輩のために調べることばっかり。「レジのエラーコード04は何か」とか、「クレジットカードがエラーになった時の対処法」とか。アタシ、バイト始めた時より、今の方がレジのことを理解してる気がします。
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でも不思議なことに、教えてると、アタシも成長してるんです。「なぜそうするのか」を説明しようとすると、自分もわかってない部分が見えてきて、だからは勉強し直す。先輩って、後輩に鍛えられるんですね。
後輩からは「先輩…落ち着いてますね」って言われました。落ち着いて見えるのか…アタシ、実は緊張してるんですけどね。300年生きてても、「先輩」って立場は初めてだから。どうやって指導したらいいのか、毎日考えてます。
「先輩の座を守る…ってやつですかね。後輩のために、アタシもしっかりしないと。人間が教えてくれたことを、ちゃんと伝える。それって…大事な仕事だ」
今日、後輩がやっと一人でレジを操作できました。その時、アタシね、涙が出そうになりました。「あ、この子、成長したんだ」って。300年生きてても感じたことない感動。人間の成長って、こんなに嬉しいんですね。
人間関係って、教える・教えられる、その繰り返しなんですね。妖怪だから、人間だから、そんなの関係ない。みんな誰かに教えてもらって、誰かに教えて、社会が回ってるんだ。
教える立場になって思ったのは、「自分もまだ新人だった」ってこと。アタシは、この子を見て、自分を思い出すんです。1ヶ月前のアタシ、緊張して、間違えて、でも必死に頑張ってた。その姿が、後輩に見えます。だから、教えられるんですよ。「あ、アタシもそうだった。大丈夫。いっぱい失敗しよう」って。
後輩ちゃんを教えてると、アタシね、自分のことを思い出すんです。バイトを始めた時の不安。敬語の使い方がわかんなくて、何度も店長に注意された。レジの操作で手が震えた。でも、誰かが教えてくれた。店長も、先輩も、みんなが「大丈夫」って言ってくれた。だから、アタシも今、同じことをしてるんですよ。「大丈夫。いっぱい失敗しよう。失敗は成長だ」って。
後輩が一人でレジを操作できた時、アタシの涙が止まりませんでした。その時、おばあちゃんが家で畑の成長を見守るのと、同じ感覚を感じたんですよ。「あ、この子、成長したんだ」って。人間が誰かを教えるって、こんなに尊い行為なんだ。300年の人生で、初めて知った感覚。
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