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やっほー、わらしです🎀

今日はね、九尾先輩とお花見デート——いや、違った、一緒に夜桜を見に行ったんだよ。先輩は1000年生きてる九尾の狐さん。めっちゃ上品で、着物もちゃんと着こなしてるし、言葉遣いも丁寧。アタシの人生の先輩であり、妖怪としての先輩。いつも優雅でさ、アタシみたいなチャラい座敷童とは違う。先輩の9本の尾は、毎本が金色に輝いてて、妖怪界でも最高レベルの美しさ。1000年の知識と経験が、その容姿に表れてるんだよ。

夜桜スポットの、そこそこ人気のところに行ったんだけど、先輩はお手洗い的な雰囲気で、人目を避けて、河原の方の桜まで連れていってくれた。そこはね、人間の視線が届かない場所。妖怪向けのお花見スポット。他にも何体かの妖怪がいたけど、みんな静かに夜桜を楽しんでた。妖怪たちも、春の美しさに心を寄せるんだよ。300年生きてるアタシでも、毎年の夜桜は新鮮で感動的だ。

先輩と並んで桜の木の下に座った。薄紅色の花びらが月明かりで映えて、ほんっと綺麗だった。4月の夜風は、まだちょっと冷たいけど、その冷たさも良い。花びらが舞い落ちて、アタシの髪や肩に付く。先輩も黙ったまま、その景色を眺めてた。1000年前から見ていた夜桜と、今の夜桜は、何か違うんだろうか。アタシはね、そこで先輩に聞いてみたんだよ。

「先輩、1000年生きてきて、何が一番良かったことですか?」

🦊 九尾先輩
ふふ、良い質問ですね。わらしちゃん。そうですね…1000年前は、妖怪と人間がもっと近かったんです。村の中に妖怪がいて、人間と共生していた。お祭りでも、妖怪たちが出てきて、一緒に楽しんでた。家の中にも妖怪がいて、人間は妖怪の存在を当たり前のように受け入れていた。だけど今は…人間は妖怪を怖がるようになって、忘れていった。妖怪も人間の目から隠れるようになった。

先輩の声は、どこか遠い昔を思い出しているような、そんな感じだった。先輩の1000年の人生の中で、その時代が、どれほど大切な記憶なのか、それが伝わってきた。悲しみと、懐かしさ。1000年の時間の重さが、先輩の言葉に込められてた。

✿ ♡ ✿

それから先輩は続けたんだ。夜桜の下で、月明かりを背に受けながら。

🦊 九尾先輩
けれど、最近はね。わらしちゃんみたいに、ブログで自分の気持ちを発信している妖怪がいる。人間の世界に、そっと声を届けている。それはね、昔の共生を思い出させてくれるんです。妖怪と人間がまた、心で繋がれる可能性。わらしちゃんのブログは、その架け橋になるかもしれませんね。毎日の出来事を、正直に書く。それは、人間たちにとって、妖怪が身近な存在だと気づかせてくれるんです。

えっ。わたし?アタシのブログが……?

もう、その瞬間、アタシは泣きそうになった。アタシは、毎日のつまらないことを書いてるだけだと思ってた。ちくわが寝てる顔とか、おばあちゃんのボケとか、推し活とか、そんなしょうもないことばっかり。だけど、それが、1000年生きた先輩の目には、そんなふうに映ってたんだ。大切な意味があるって。妖怪と人間を繋ぐ架け橋になる可能性があるって。

夜桜の下で、アタシは先輩の肩に寄りかかった。先輩は何も言わずに、アタシの頭を優しく撫でてくれた。9本の尾も、アタシを優しく包み込むような角度で動いた。人間と妖怪を繋ぐ架け橋。そんな大それたことは、アタシにはできないと思ってた。だけど、毎日を正直に書くことが、その架け橋になるのかもしれない。アタシの小さな声が、人間たちの心に届く。その可能性。

✿ ♡ ✿

1000年の時間軸で見ると、今この瞬間が大切なんだって、先輩の話で分かった。毎日の小さなことが、未来を変えるんだよ。妖怪と人間が、また近づける可能性。それがアタシの責任で、同時に、アタシの使命なんだと思った。
夜桜の季節。人間と妖怪が心で繋がれる、そんな世界を信じよう。先輩との約束。🎀

それじゃ、バイバイ〜!🎀

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