やっほー、わらしです🎀
ヒヤッとしました。昨日の話です。ちくわがいなくなったんです。朝起きて、いつものようにちくわに「おはようちくわ」って呼びかけたら…返事がない。寝床のクッションにいない。「え?どこ?」アタシはパニックになりました。300年間、一緒にいたちくわです。それが消えたら…どうしたらいいのか。
おばあちゃんに相請しました。おばあちゃんも心配そうでした。「あの子、どこ行ったんだろう…ちくわ、ちくわ」おばあちゃんが呼んでも、返事がない。それって…本当に迷子の状態。300年間、一度も迷子になったことがないちくわが。
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その時、アタシはあることに気づきました。妖怪ネットワークを使えば、もっと早く見つかるんじゃないか。そう、妖怪同士は見えない糸で繋がってるんです。猫の妖力も感知できるし、妖怪の生気も感じられる。
早速、連絡しました。スマホのLINEで、妖怪グループチャットに「ちくわ、迷子です!」って送ったんです。
「えっ?ちくわさんが?了解!川沿いを探すわ。河童だから、水周りなら感度がいいぜ。すぐ動きます」
「座敷童が困ってるなんて。私も動くよ。天狗の後輩に、空から探させる。全力で行くぞ」
妖怪総動員です。河童のきゅうたろうは川沿いを、天狗は空から、おぼけおじさんの狸も地面を探し始めました。それぞれの得意分野で、妖怪社会は動いてるんです。この時ほど、妖怪ネットワークの有難さを感じたことはありません。
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アタシも家の中を探しました。押し入れ?倉庫?物置?…全部チェック。でも、見つからない。時間が経つにつれ、不安が増してきます。「あ、ちくわ、どこ行ったんだろう。何かあったのか。妖怪が捕まえたのか〖外に出ちゃったのか」
夜になりました。妖怪たちも疲れてきた頃…
「あ、わらし。布団…たたみ忘れてたんだけど…中に何か」
見つかりました。おばあちゃんの布団の中で、ちくわはぐっすり寝てたんです。昨日の朝、布団の上で丸くなってたちくわを、えばあちゃんが布団をかぶせちゃったんですね。その中で、ぬくぬくと眠ってた。
「ん…ん…」ちくわは目覚めました。えばあちゃんの布団の中で、ぬくぬくと寝てたんですね。散歩に出かけたわけじゃなく、単に別の場所で寝てただけ。アタシ、ちくわに「どこいってたんですか!」って言いたい気持ちもあるけど、見つかっただけで幸せです。
でも不思議なのは、妖怪たちが全員、それを嫋だと思ってなかったんですよ。だしろ、「座敷童の困ってることなら手伝う」って感じで。妖怪社会にも「助け合い」があるんだ。人間と一緒。
ちくわのせいで妖怪ネットワークが動いたなんて、ちくわもどう思ってるんだろう。でも、これがね、妖怪社会の温かさなんだと思います。
妖怪ネットワークが動いた時のことを、ずっと考えてるんですよ。あの時、アタシが困ったから、みんなが動いてくれた。もし、アタシが妖怪じゃなくて、人間だったら?それでも、みんな動いてくれるのかな。多分…そうなんです。妖怪も人間も関係なく、困ってる人がいたら、助ける。それが社会ってもんだ。
ちくわが見つかった時、アタシはちくわに「どこいってたんですか!」って言いたい気持ちもあったけど、見つかっただけで幸せです。えばあちゃんの布団の中で、ぬくぬくと寝てたなんて。ちくわ、アタシより優雅に生活してますね。
でもね、その時に感じたのは、妖怪社会の温かさ。きゅうたろうが川沿いを探してくれて、天狗が空から見てくれて、みんなが「座敷童が困ってるなら」って動いてくれた。人間社会でも、こういう繋がりがあるんですよ。近所の人が何か困ってたら、手伝う。これが社会の基本なんだ。妖怪も人間も、その部分は一緒。違う種族だけど、助け合いの心は共通。
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