やっほー、わらしです🎀
今日はね、おばあちゃんと一緒に家庭菜園をしました。朝の涼しい時間に、二人で土をいじってました。本当に穏やかな一日だったんです。何か、時間が止まってるみたいな、そういう感覤。
おばあちゃんは野菜作りが得意で、毎年いろいろ育ててるんですけど、アタシはね、今まで手伝ったことないんです。300年間、ずっと家の中にいたから。外でやることなんて、いたずらとか、人間を驚かすとか、そんなことばっかり。でも最近、ちょっと変わったんですよ。外の世界に興味が出てきた。自分たちの手で何かを作る喜びが。
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「トマトはね、この時期が大事だよ。腸芽を摘んて、土い乾いたら��をあげる。手間がかかるけど、手間をかけた分、おいしくなるんだ。これがね、人生と同じなんだよ」
えばあちゃんの手は土で汚れてて、でも優しい。育てるってね、こういうことなんだ。毎日、毎日、少しずつ。完璧じゃなくて、一生懸命。そういう姿勢がここに詰まってる。アタシが植えたのはきゅうり。緑の双葉がもう出てきてて、これからどんどん成長するんだと思うと、ワクワクします。自分で育てた野菜が食卓に上がる。そしたらどんな気持ちになるんだろう。
土に触ってると、心が落ち着くんですよ。これが妸怪的な何かなのか、それともただ単にえばあちゃんの側にいるからなのか、わかんないけど。でも気持ちいい。自分が自然の一部になってる気がして。アタシのスマホの通知が来たけど、無視しちゃいました。推し推いより、今この瞬間が大事。珍しい。
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「アタシね、300年間家の中で『家を豊かにする』って思ってたけど、実は外の世界もアタシの家なんだ。土も、野菜も、この庭も。全部が『わらしの場所』なんだ。これ、気づきませんでした」
きゅうりが育ったら、いたずらで遊んでくれるあの河童の子に、ぜひ食べさせてあげたいんですよ。自分で育てた野菜を、妖怪の子に食べさせる。人間と妖怪が一緒に何かを作って、それを共有する。これって素敵じゃないですか。
おばあちゃんが笑ってくれました。「わらし、いい顔してるね。土づくりがお似合いだ」って。褒められてでれました。300年生きてきて、褒められるなんて。でも、その褒め言葉が嬉しくて、次の日も土を触りたくなっちゃう。アタシも毎日、朝の時間に畑に出ようって約束しました。
トマトの世話をしながら、アタシね、何を思ったかというと、「これが親の気持ちなのかな」ってこと。毎日、毎日、子どもの成長を見守る。失敗もあるし、成功もある。でも、その全部が愛情になる。えばあちゃんは89年間、どれだけのことを見守ってきたんだろう。
トマト、きゅうり、なすの世話をしてると、アタシはね、何を感じるかというと、「この野菜たちも、家族だ」ってこと。毎日、毎日、見守ってる。水をあげて、虫がいないか確認して、葉の色を見て、成長を確認して。これって、育児と一緒ですね。えばあちゃんは89年間、こんなことをずっとやってきたんだ。
そしてね、アタシが植えたきゅうりを、河童のきゅうたろうに食べさせる計画も立ててるんですよ。自分で育てた野菜を、妖怪の友達に食べさせる。人間と妖怪の共存が、この家庭菜園に詰まってるんですね。土は、全ての命の始まり。そして、全ての関係の始まりでもある。
アタシが植えたなす。黄色い花が咲いて、小さな実がなり始めました。毎日、毎日、成長してるんですよ。この喜びって、何ですか。人生でこんなに嬉しいことあったかな。300年間、家の中にいたから、知らなかったんです。生命を育てることの喜びを。
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